「曇りのち晴れ バックパック M」MOTHERHOUSE
新しいリュックサックを買いました。
撥水レザーを用いた、上下二層式のバックパックです1。
学生時代から10年近く使い続けていたキャンバス地の 2 way バッグ2 がさすがにダメになってきて、新しいかばんを探していました。レザーかキャンバス地のリュック。冬のコートにも合うようなカジュアルすぎない落ち着いた見た目で、ビジネスバッグほど堅すぎず重すぎない見た目のリュック。ピンと来るまで2、3年は探し続けていましたが、ついに好みのバッグを見つけました。長かった。
詳しい構造や素材については、MOTHERHOUSE の公式サイトを見てください。M と L サイズがありますが、日常使いには M サイズで充分ですね。上下の仕切りを閉じた状態でも、iPad Pro 9.7″ がぴったり収まります。モバイルノートや A4 以上の書類を入れるときは、上下の仕切りを開ければ対応できます。
参考までに、下部に荷物を入れたところを。HAKUBA のインナーケース(KCS-38DBK)がぴったり入ります3。マイクロフォーサーズなら、交換レンズを数本放り込んでも余裕ですね。なお、上半分もほぼ同じ内容積です。これからガシガシ使い倒していきます。
その気になれば、本インナーケースが上下に2つ入ります。カメラ以外の保護にも。
防水スプレーと違い、屋内でも塗布できるので便利です4 。
スプレータイプなら M.MOWBRAYあたりがオススメ。
LAMY Safari ローラーボール:フリクション化計画
前置き
フリクションの多色ペン、「フリクションボール4ウッド」を愛用しています。フリクションボール4には 0.38 mm の細芯を使えるため、手帳の筆記にぴったりです。ただ、欠点として、インクの減りがめちゃくちゃ早いのです。多色ペンの宿命ですね。持ち運びはフリクションボール4にして、デスクでは太さのあるリフィル(替え芯)が入るフリクションボールを使いましょう。
で、ここで問題です。フリクションボールって、見た目が格好悪いんですよね。1本200円やそこらのボールペンに何を求めるのか、という話ですが。
正規ルートでの解決策は2つあります。1つめが、フリクションボールノック ビズを使う方法。“ちょっといい” フリクションですね。まあ、悪くありません。ときどき誰かと被るでしょう。2つめが伊東屋から出ている ITOYA110 イレーサブルボールペン。文具屋さんの伊東屋オリジナルの高級フリクションです。高いだけあって、なかなかの質感です。ほとんど他人とも被りません。替え芯はフリクションボールと同じですので、ランニングは同じです。
本題:LAMY Safari をフリクション化
でも、どうせならもっと “素敵な” ボールペンを使いたいじゃない。安っぽくなく、高級すぎず、アイコニックなボールペン。LAMY Safari です。LAMY Safari にフリクションボールのリフィル(替え芯)を入れましょう。
LAMY Safari には万年筆を筆頭に、ローラーボール1、ボールペン2、ペンシル3の4種類があります。今回はローラーボールをベースに改造します。改造と言っても、リフィルにちょっとゲタを履かせるだけです。
Safari ローラーボールのオリジナルリフィル M63 とフリクションボールのリフィル LFBKRF を並べたところ。ほぼ、同じ太さで、お尻の長さだけがちょっと違うのが分かります。ここにゲタを履かせればいいのです。(追記:2020.02.11 BB 弾を入れる方法に変更しました。BB 弾の方が100倍楽です。詳細は↓↓にジャンプ。)
フリクション多色芯の後ろを差し込む方法
ゲタの履かし方にはいくつか方法があります。ビーズを入れる方法、ストローを使う方法、アダプタを自作する方法 etc. etc. その中でも簡単そうな、フリクション多色ペンのリフィルを差し込む方法をとりました。
画像のように、フリクション多色ペン用のリフィルを、フリクションボールのお尻に差し込みます。このままでは安定しませんので、セロファンテープなど4でぐるぐる固定します。あとは、オリジナルリフィルに合わせた長さにカットするだけ。簡単でしょ?
2020.02.11 追記:BB 弾挿入方
(2020.02.11 追記:フリクションリフィルのお尻に 6mm BB 弾5 を挿入するだけで、ぴったり下駄を履かすことができます。ほんとに、びっくりするくらいぴったりです。ここまで説明した加工も一切無しで簡単すぎます。
使用感
書き味は十二分。完全にフリクションボールです。ペン先の安定性も問題なし。まったく、ぐらつきません。フリクションらしい、しゃばしゃばしたインクフロー。Safari ローラーボールと同様感覚で使えます。
Safari に限らず、ローラーボールは、ほぼ万年筆と同じ軸形状なんですよね。つまり、Safari の万年筆と同じ見た目6で、便利なフリクションが使えるんです。なんて素敵。ノック式ではなくキャップ式のため、元々のフリクションボールより使い勝手は正直落ちます。ただ、それを上回る “楽しさ” があります。
そうそう、消しゴムについて言及するのを忘れていました。本来のフリクションボールのお尻には “消しゴム” がついています。このゴムの摩擦熱でインクの色を消すのです。ただし、当然ですが、LAMY Safari にはついていません。フリクションイレーザー を使用するのが、正規の解決法です。ただ、私の場合、フリクションライト7も常に併用していますので、フリクションライトのお尻で消せば問題ありません。完璧。
なお、同様の方法で、エナージェルや SARASA のゲルインクリフィルも使えます。元のローラーボールより滑らかに書けておすすめ。フリクションとしてではなくローラーボールとして使う場合でも、替え芯はゲルインクリフィルがオススメです。
イエローが一番アイコニックかも。
今回はフリクションの青と赤を使うため、ブルーとレッドの軸を使用しました。
オーディオシステム私的まとめ。
新しいイヤホンを購入した喜びをブログに綴りましたが、部屋の中で音楽を聴くならスピーカーが一番なんですよね1。このタイミングで、愛用のシステムを整理します。
再生:ジャンル
主にロック、ジャズ、ファンク。詳しくは Last.fm を見てください2。あと、おうち映画用に 2.1ch ホームシアターとして3。
ネットワーク CD レシーバ:Marantz M-CR611
CD、FM/AMラジオ、音楽ファイル、音楽ストリーミング、光デジタル経由での再生に対応した、ミニコンポです。DLNA / Air Play で FLAC や ALAC 音源を PC から再生させたり、Spotify Connect で Spotify を直接ストリーミング再生させる使い方が中心です。NAS4上の音源を直接再生させることもできますが、Windows 上の MusicBee から DLNA で飛ばす方がメイン。ただ、最近はほとんど Spotify Connect で音楽を聴いています。また、光デジタルでテレビの音声も出力可能。テレビ内蔵スピーカーに比べ、映画の迫力が変わります。本機の特長として 4ch アンプを内蔵しています。2ch スピーカーをバイアンプ駆動できますので、バイワイヤ対応スピーカーが本気出しちゃいます。現在は、後継機の M-CR612 が販売中。
スピーカー:Wharfedale Diamond 225
イギリスのスピーカーブランド、ワーフェデールのブックシェルフ型。Diamond 200 シリーズのブックシェルフ型の中では最上位モデルになります。選択理由は正直、予算ありきでした。ペアで5万円前後。候補は 5ch のテンプレ を参考に。いまでも専門板は信用できます。この中から、165mm 級ウーファー、バイワイヤ対応5の条件で絞りますと、Wharfedale Diamond 225 か Monitor Audio Bronze 2 になります。あとは好みですね6。
スピーカースタンド:ハヤミ NX-B300
スピーカーを充分鳴らすには、きちんと耳の高さに設置することが大事。本スタンドは H450mm と、ソファに座った状態でのリスニングに最適です。スピーカー本体サイズ W196 x H355 x D290mm に対し、天板サイズ W190 x D230 と微妙に小さいのですが、インシュレータの設置を考慮すると問題なく。トップ写真参考。
インシュレータ:audio-technica AT6098
オカルトみたいな話ですが、びっくりするくらい音が変わります。Diamond 225 には標準でゴム足のインシュレータが付いてきますが、AT6098 に替えることで、音の傾向が一変します。よく言うと低音の “ぼわつき” がなくなり、中高音が粒立ち、音が澄みます。悪く言いますと、音が痩せます。このあたりは好みですね。(追記)付属のゴム足に比べ、ちょっと高音が出すぎます。困った。
サブウーファー:ONKYO SL-T300
低音域を広げるために、サブウーファーを追加購入。テレビラックの中に収まるサイズですと、選択肢はヤマハ YST-FSW050、YST-FSW150、オンキヨー SL-T300 の三択。ただ、ヤマハのはハイカットフィルタの設定ができなかったり、ヤマハ機器としか連動が取れなかったり、電化製品としての設計が古すぎるので却下。ゴム足のインシュレータを同時購入。
設定はバランスを崩さないように、ハイカットフィルタを 80Hz 程度、ボリュームも控えめに。サブウーファーとしては廉価ですし、ラック内という微妙な設置ですので、音質については語りません。それでも低音が増すことで映画はもちろん、音楽再生も締まりますね。ファンクが楽しい。
音楽再生ソフト (Windows):iTunes + MusicBee
CD リッピングには iTunes を使用し、Apple Lossless (ALAC) で取り込み。再生自体は、MusicBee から UPnP/DLNA で M-CR611 に送っています。なお、ファイル置場は NAS。かつては EAC から FLAC+CUE で真面目にリッピングしたりもしていましたが、結局 iTunes でファイル管理が便利なのよね。MusicBee には “iTunes Media” フォルダ以下を読み込ませています。
ラジオ再生方法:Radiko Player + Airfoil
M-CR611 には FM/AM チューナも付いていますが、この部屋には電波が入りません。地デジ移行で VHF アンテナが撤去されてからは、テレビの同軸ケーブルに接続しても受信できなくなりました。悲しい。Radiko で聴くしかありません。M-CR611 は AirPlay に対応していますので、Radiko Player で Radiko 再生+ Airfoil で AirPlay 送信という方法になります。Mac や iPhone / iPad ならもっと手軽です。なお、大阪のラジオ、FM802 を聴きたいため、ラジコプレミアム会員です。
ストリーミングサービス:Spotify Connect
最近はほとんど Spotify ばかり聴いています。同一ネットワーク上の Spotify Connect 対応コンポから音楽再生できます。最近は登録バンド、登録曲も拡充されてきて、ほとんど Spotify しか聴いていません。
スマホ再生 (Android):MusicBee + Google Play Music
かつては iPod7 も使っていましたが、いまは全てスマホですね。Windows から Android への転送ソフトは MusicBee。PC に取り込む音楽ファイルは可逆圧縮の ALAC ですが、スマホには非可逆圧縮の AAC で送ります。qaac を用いてオンザフライ変換します。エンコーディングパラメータには「-v256 -q2 -o [outputfile] –」を指定。iTunes Plus (256k) と同じ音質にしています。外出先ではこれで充分。Spotify に登録されていないアルバムだけをまとめたプレイリストを作り、Spotify 未登録曲だけスマホ転送しています。
Android 上の再生アプリは、標準の Google Play Music を。アルバムアーティストが、ちゃんと反映されるプレーヤーって非常に少ないんですよね。とはいえ、ほとんど、Spotify を聴いています。
ワイヤレスイヤホン:SONY WF-X1000M3
前記事参照。なお、イヤホン/ヘッドフォン使用遍歴としては、MDR-EX90SL、AKG K518DJ、DENON AH-NCW500、audio-technica ATH-BT08NC、Bose QC30 など。8
欲しいもの:Marantz NR1710 + Wharfedale Diamond 210
M-CR611 を愛用していますが、Marantz からは別ジャンルの AVアンプとして NR1710 も出ています。音楽用途ではなく、ホームシアターにシステム変更を検討中。メインは音楽再生のままですが、NR1710 ならステレオ再生機としても M-CR600 シリーズに負けないみたいですし。ちゃんとバイアンプ駆動にも対応しているみたい。リアにスピーカーを追加するなら、フロントと同じ Wharfedale Diamond 200 シリーズから、一番安い Diamond 210 かな。悩ましい。もっとも、一番の問題は設置場所なんですけど。
「SONY WF-1000XM3」完全ワイヤレス “ノイズキャンセリング” イヤホン
完全ワイヤレスイヤホン SONY WF-X1000M3 を買いました。発表の瞬間から「これだ!」って決めて、即予約しちゃってました。IYH!!!!
購入の経緯と、いままでの遍歴
購入の背景。ずっと Bose QuietControl 30 (QC30) を愛用していましたが、ゴムがダメになり、買い換えを検討していたところでした。ワイヤレスは絶対条件。ワイヤレスの快適さを味わいますと、もう有線には戻れません。また、電車通勤なのでノイズキャンセリングは必須。できたら流行りの完全ワイヤレスが希望ですが、完全ワイヤレス+ノイズキャンセリングのイヤホンって市場に全然ないんですよね。そもそも、ワイヤレス+ノイズキャンセリングの市場が狭すぎる。2012年にワイヤレスヘッドホン+ノイズキャンセリング DENON AH-NCW500 に飛びついて、でもヘッドホンじゃ眼鏡の弦が痛いのと蒸れるのに困ってて、ワイヤレスイヤホン+ノイズキャンセリングの audio-technica ATH-BT08NC を発売日に買って、よりノイキャンの強そうな Bose QC30 が出たら、こちらも発売と同時に買って。ほんとは前機種の SONY WF-X1000 にも注目していましたが、あまりの評判の悪さに手出しを控えていたところ、今回の新商品発売でした。そりゃ、発売日に勢いで買うべきでしょ?
開封の儀~外観レビュー
開封の儀。箱自体にペアリング方法が印字されていて、取扱説明書を読まずに簡単にペアリングできます。スマホとの接続も一瞬。便利。
ケースはこんな感じ。イヤホン本体とケースがマグネットで吸い付くようにはまります。蓋もマグネットかな、かちっと閉まります。コンパクトに収まっていて嬉しい。
ケースから取り出したとこ。イヤーピースはトリプルコンフォートイヤーピースに交換しました。一般的なシリコン系とウレタンフォーム系の合の子のような、独特のイヤーピース。付け心地が非常に快適。遮音性も充分。
(追記)長時間使っていても、耳が痛くなりませんね。さすが、コンフォートを名乗るだけあります。一方、密閉性・遮音性がある分、自分の足音や生体音は多少気になります。同じカナル型でも QC30 が低気密だったから、多少、強く感じちゃうんでしょう。もっとも、Shure の弾丸や、ER-4S の三連キノコほどではありません。
カラーリングは「ブラック」と「プラチナシルバー」の2色。つまり、黒とシルバーと思うでしょ? 違います。実際はライトウォームグレー。ベージュがかった灰色です。金属部分のゴールドに近い色味。シルバーよりゴールドを名乗るべきですね、シャンパンゴールドとか。暖色系なので肌なじみはいい。箱の内側に色票が印刷されていましたので、一緒に並べてみました。色味の参考にどうぞ。
音質と傾向
肝心の音の話です。福耳の「惑星タイマー」と「DANCE BABY DANCE」を聴きます。福耳の曲って、男性ボーカルと女性ボーカルの両方が一度に聴けるし、楽器やコーラスが非常に分厚い。なにより声の癖に幅がありすぎてちょうどいいんですよね。あと、定位も見やすい。うん、聞き慣れた SONY の音だ。MDR-EX90SL を初めて買った感動を思い出します。素直にいい音。低音に厚みがあります。高音部のしゃりつきは、しばらくしたら落ち着くかな? 耳が慣れるかも。ノイキャンの効きは、あした電車で試してみます。
(追記)持ち出して、外でも聴いてみました。静かな部屋の中で聴くにはバランス型で聞きやすい音ですが、屋外(特に電車内)で使用するなら、BOSE QC30 みたいにぐっと低音に寄せてる方が快適かも。イコライザで調整しましょ。
(さらに追記)エイジングが進んできたのか、耳が慣れてきたのか1、低音が出てきました。ぶりぶりと、しっかりした低音です。モニタリング向きのフラットではなく、SONY らしい “楽しい” ドンシャリ傾向。ワイヤレス&ノイキャンだけあって、外での利用を前提にチューニングしてあるのでしょう。好みです。
ノイキャン性能
電車でノイキャンチェックします。ノイキャン ON/OFF の差は明確。電車音を大幅にマスクしてくれています。ただ、さすがに高音部は BOSE QC30 ほどは効かない? むしろ QC30 より低音ノイズが消えている分、ノイキャン特有の “消えなかったノイズ” が目立っているのかも。なお、ノイキャン ON/OFF 前後での音質の変化や、“ノイキャンが原因の” サーっというノイズの発生はありません。このあたり、さすが SONY。
ちなみに外音コントロールは、「ノイキャンON」「外音取り入れ」「OFF」の3種類。歩きながら音楽を聴くなら、外音取り入れが便利かもね。いまのとこ、ノイキャンしか使いません。
関連リンクと製品仕様
仕様詳細や開発者インタビューが書かれています。一番気になったのは「新開発の Bluetooth チップセットで左右同時伝送」という点。左右同時転送と言えば Qualcomm QCC3020 の TWS Plus が有名ですが、本体側(スマホ側)に Snapdragon 845 を積んでいるなど、条件が厳しいんですよねー。そこがクリアされているみたい。無条件に買いです。
(追記)WF-1000XM3 は aptX に対応していないからダメ、というコメントがネット上に散見されます。ただ、aptX はレイテンシ重視の ADPCM 圧縮であって、聴覚心理モデル圧縮の SBC や AAC に比べ音質面のアドバンテージはありません。そもそも、aptX デコーダは Qualcomm のチップ以外に提供されていませんし。なお、本機の Bluetooth チップは Mediatek の子会社である Airoha Technology の AB1526P がベースの模様。左右同時転送も MCSync の採用でしょう。ソースは Bluetooth SIG。
まとめ
色々書きましたが、WF-X1000M3 の本質は “高級イヤホン” ではなく “最新ガジェット” です。確かにいい音です。イヤホンとしても一級です。それ以上に、完全ワイヤレスとしての使い勝手、ノイズキャンセリングや外音取り入れのギミック。そういう、ガジェットとしての出来が頭1つ飛び抜けています。“こういうオーディオが欲しかったんでしょ” ではなく、“こういうアイテムが欲しかったんでしょ” と見透かれている感じ。SONY らしい製品です。ほんと、いい買い物ができました。
なお、一点だけ危惧しているのは、ぽろっと片耳だけ神隠しに遭わないか。
なくさないように、大切に使わなきゃ。
Amazon リンク
世間的にはブラックが売れている模様。確かに格好いいもんね。
コーヒー道具
紅茶が大好きな私ですが、実はコーヒーもよく飲みます。備忘録も兼ねて、そんなコーヒーを淹れるために愛用している道具たちです。1
ペーパードリッパー&コーヒーサーバー
CHEMEX 風のコーヒードリッパー。一般的な台形フィルタも V60 用の円錐フィルタも使えて経済的。本物の CHEMEX や HARIO のネルドリップポットと違い、ネック部分がウッドではなく樹脂な点が残念。ただ、その分ラフに扱えます。そもそも、日常使いに特殊ペーパーフィルターやネルは難しいですしね。なお、最近、上位互換の SNOWTOP シリーズが出たみたいで、めちゃくちゃかわいいのですが。なにこれ欲しい。
マグカップの上で、1人分だけを入れるとき用はこちらを使用。 Melitta か Kalita かはお好みで。HARIO も人気。
水出しコーヒーボトル
夏は毎日、水出しコーヒーを淹れています。粉と水を注いで一晩待つだけのお手軽アイスコーヒー。水出し麦茶と同じ手間で作れます。5杯用と10杯用がありますので、必要な大きさの物を。一度に既定の杯数しか作れません。(10杯用で5杯分を作ったりは不可。)類似のフィルターイン コーヒーボトルの方が、見た目かわいかったかな、とも思ったり。コーヒーボトルにはブルーボトル版もあります。
水出しコーヒーは、魔法瓶に入れて。さっと飲むにはワンタッチタイプが楽ちん2 。象印はステンレス+フッ素コーティングで臭いが付きにくいのが嬉しい。廃盤の黄緑を愛用していますが、現行モデルには黄緑がなくて残念。
マキネッタ(直火式エスプレッソ)
大掛かりな電気式のエスプレッソマシンではなく、直火式のシンプルなアルミポット。上下二層式で、下部に入れた水が沸騰すると漏斗に入れたコーヒー豆を通り、エスプレッソになって上から出ていく、簡単な作り。シンプルな分、扱いやすく、値段も安く、おいしいコーヒーが入ります。
実店舗では1カップ用と3カップ用しか置いていないことが多いので、それ以外の杯数は Amazon などで買うのがよさそう。1人分ですと、2カップ用がちょうどでした。ポットサイズと同じ量しか淹れられませんので、飲み方に合わせて選んでください。
なお、ガスコンロで淹れる場合は、ミニ五徳が必須です。これがないとコンロにかけれない。あと、ミルクフォーマーがあれば、カプチーノもお手軽に。マキネッタを火に掛けている間に、さくっとフォームミルクが作りましょう。なお、ミルクフォーマーは百均でも買えます。
コーヒーミル
手挽きのコーヒーミル。クラシックな見た目のかわいさで選びました。ふた付きのため、挽く途中に豆が飛ばなくて嬉しい。また、下部の粉入れの取り付け・取り外し方も、ねじ式のようにぐるぐる回さなくても、少しねじるだけで、かぽっ、と外れるのが嬉しいです。
お湯を沸かしている間に、1~2杯分、ごりごり挽く使い方がおすすめ。香りが違います。ただ、最近は上述の水出しコーヒーを愛飲しているため、5杯分を一度に挽くのはさすがに厳しい。電動式のグラインダーも検討中です。
コーヒーキャニスター
かわいいキャニスター。角形は丸形より容量がおおきく、1L ≓ 350g くらいのコーヒー豆が入ります。シリコンパッキン付きで密閉性も上々。というか、なによりかわいい。珪藻土のコーヒーメジャーを入れて。
電気ケトル
コーヒーや緑茶にぴったり、温度設定機能付きの電気ケトルです。ペーパードリップしやすい、白鳥の注ぎ口になっています。バルミューダの半額で温度設定や保温機能付きという、さすが山善、お買い得です。
温度調整機能のない一般的な電気ケトルとちがい、一度沸騰して少し温度が下がった状態(96℃以上)では再沸騰できない点はちょっと不便。紅茶を淹れる場合、可能な限り高温がふさわしいので。
浄水器
水出しコーヒーのために浄水器も買いました。水道直結型の簡易タイプ。正直、気休めだと思っていました。据え置き型ならともかく、せいぜい1秒も濾さない水道直結型なんてたいした違いがないだろう、と。実際は、味って変わるんですね。ブラインドテストしても一発で分かります。ちょっと以外でした。
やはり、コーヒーは紅茶や日本茶に比べ、道具の数が増えちゃいますね。あと、こうして並べてみますと、イワキ、メリタ、カリタ、ハリオ、ビアレッティ、山善と節操のないラインナップです。欲しいものを集めた結果、メーカーやラインは完全無視でした。
- むかーし書いた、ブログ記事の焼き直しです。 [↩]
- おしゃれな海外ブランドよりも、実際は象印マホービンかタイガー魔法瓶が使いやすいよね。 [↩]
「coco fusen INDEX」カンミ堂
クリアファイルに貼る、プラスチック製の便利な付箋。クリアファイルって、どのファイルにどの書類が入っているか分かんなくなっちゃうんですよね。この coco fusen INDEX を貼れば、どの案件の書類がどのファイルかすぐに取り出せて、感動しちゃうくらい便利です。
シール部分だけ張り直せますし、なんならシールの箇所をフリクションで書いてますので、一度買えば、ずいぶん長く使えます。ただ、それでも一年半くらい使っているうちに糊が悪くなってきたり、15個あったクリアファイルが10個くらいに減ってきちゃいました。たぶん、誰かの手元に紛れたりしたのでしょう。
で、新しいのを買い直そうとして衝撃の事実。なんと、2018年11月に終売していました。嘘やん、めっちゃ便利やのに。代替もないのに。Amazon でも楽天でも取扱は終了しています。なので、本記事にはリンクはなし。悲しいけれど、もう買えません。
と、しょんぼりしていたのですが、たまたま隣駅の書店でデッドストックを発見しました。嬉しい。3種類とも買いだめです。これでしばらく安泰です。そう、この記事は便利な文房具の紹介ではなく、便利な文房具があった記録です。
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