新しいイヤホンを購入した喜びをブログに綴りましたが、部屋の中で音楽を聴くならスピーカーが一番なんですよね1。このタイミングで、愛用のシステムを整理します。
再生:ジャンル
主にロック、ジャズ、ファンク。詳しくは Last.fm を見てください2。あと、おうち映画用に 2.1ch ホームシアターとして3。
ネットワーク CD レシーバ:Marantz M-CR611
CD、FM/AMラジオ、音楽ファイル、音楽ストリーミング、光デジタル経由での再生に対応した、ミニコンポです。DLNA / Air Play で FLAC や ALAC 音源を PC から再生させたり、Spotify Connect で Spotify を直接ストリーミング再生させる使い方が中心です。NAS4上の音源を直接再生させることもできますが、Windows 上の MusicBee から DLNA で飛ばす方がメイン。ただ、最近はほとんど Spotify Connect で音楽を聴いています。また、光デジタルでテレビの音声も出力可能。テレビ内蔵スピーカーに比べ、映画の迫力が変わります。本機の特長として 4ch アンプを内蔵しています。2ch スピーカーをバイアンプ駆動できますので、バイワイヤ対応スピーカーが本気出しちゃいます。現在は、後継機の M-CR612 が販売中。
スピーカー:Wharfedale Diamond 225
イギリスのスピーカーブランド、ワーフェデールのブックシェルフ型。Diamond 200 シリーズのブックシェルフ型の中では最上位モデルになります。選択理由は正直、予算ありきでした。ペアで5万円前後。候補は 5ch のテンプレ を参考に。いまでも専門板は信用できます。この中から、165mm 級ウーファー、バイワイヤ対応5の条件で絞りますと、Wharfedale Diamond 225 か Monitor Audio Bronze 2 になります。あとは好みですね6。
スピーカースタンド:ハヤミ NX-B300
スピーカーを充分鳴らすには、きちんと耳の高さに設置することが大事。本スタンドは H450mm と、ソファに座った状態でのリスニングに最適です。スピーカー本体サイズ W196 x H355 x D290mm に対し、天板サイズ W190 x D230 と微妙に小さいのですが、インシュレータの設置を考慮すると問題なく。トップ写真参考。
インシュレータ:audio-technica AT6098
オカルトみたいな話ですが、びっくりするくらい音が変わります。Diamond 225 には標準でゴム足のインシュレータが付いてきますが、AT6098 に替えることで、音の傾向が一変します。よく言うと低音の “ぼわつき” がなくなり、中高音が粒立ち、音が澄みます。悪く言いますと、音が痩せます。このあたりは好みですね。(追記)付属のゴム足に比べ、ちょっと高音が出すぎます。困った。
サブウーファー:ONKYO SL-T300
低音域を広げるために、サブウーファーを追加購入。テレビラックの中に収まるサイズですと、選択肢はヤマハ YST-FSW050、YST-FSW150、オンキヨー SL-T300 の三択。ただ、ヤマハのはハイカットフィルタの設定ができなかったり、ヤマハ機器としか連動が取れなかったり、電化製品としての設計が古すぎるので却下。ゴム足のインシュレータを同時購入。
設定はバランスを崩さないように、ハイカットフィルタを 80Hz 程度、ボリュームも控えめに。サブウーファーとしては廉価ですし、ラック内という微妙な設置ですので、音質については語りません。それでも低音が増すことで映画はもちろん、音楽再生も締まりますね。ファンクが楽しい。
音楽再生ソフト (Windows):iTunes + MusicBee
CD リッピングには iTunes を使用し、Apple Lossless (ALAC) で取り込み。再生自体は、MusicBee から UPnP/DLNA で M-CR611 に送っています。なお、ファイル置場は NAS。かつては EAC から FLAC+CUE で真面目にリッピングしたりもしていましたが、結局 iTunes でファイル管理が便利なのよね。MusicBee には “iTunes Media” フォルダ以下を読み込ませています。
ラジオ再生方法:Radiko Player + Airfoil
M-CR611 には FM/AM チューナも付いていますが、この部屋には電波が入りません。地デジ移行で VHF アンテナが撤去されてからは、テレビの同軸ケーブルに接続しても受信できなくなりました。悲しい。Radiko で聴くしかありません。M-CR611 は AirPlay に対応していますので、Radiko Player で Radiko 再生+ Airfoil で AirPlay 送信という方法になります。Mac や iPhone / iPad ならもっと手軽です。なお、大阪のラジオ、FM802 を聴きたいため、ラジコプレミアム会員です。
ストリーミングサービス:Spotify Connect
最近はほとんど Spotify ばかり聴いています。同一ネットワーク上の Spotify Connect 対応コンポから音楽再生できます。最近は登録バンド、登録曲も拡充されてきて、ほとんど Spotify しか聴いていません。
スマホ再生 (Android):MusicBee + Google Play Music
かつては iPod7 も使っていましたが、いまは全てスマホですね。Windows から Android への転送ソフトは MusicBee。PC に取り込む音楽ファイルは可逆圧縮の ALAC ですが、スマホには非可逆圧縮の AAC で送ります。qaac を用いてオンザフライ変換します。エンコーディングパラメータには「-v256 -q2 -o [outputfile] –」を指定。iTunes Plus (256k) と同じ音質にしています。外出先ではこれで充分。Spotify に登録されていないアルバムだけをまとめたプレイリストを作り、Spotify 未登録曲だけスマホ転送しています。
Android 上の再生アプリは、標準の Google Play Music を。アルバムアーティストが、ちゃんと反映されるプレーヤーって非常に少ないんですよね。とはいえ、ほとんど、Spotify を聴いています。
ワイヤレスイヤホン:SONY WF-X1000M3
前記事参照。なお、イヤホン/ヘッドフォン使用遍歴としては、MDR-EX90SL、AKG K518DJ、DENON AH-NCW500、audio-technica ATH-BT08NC、Bose QC30 など。8
欲しいもの:Marantz NR1710 + Wharfedale Diamond 210
M-CR611 を愛用していますが、Marantz からは別ジャンルの AVアンプとして NR1710 も出ています。音楽用途ではなく、ホームシアターにシステム変更を検討中。メインは音楽再生のままですが、NR1710 ならステレオ再生機としても M-CR600 シリーズに負けないみたいですし。ちゃんとバイアンプ駆動にも対応しているみたい。リアにスピーカーを追加するなら、フロントと同じ Wharfedale Diamond 200 シリーズから、一番安い Diamond 210 かな。悩ましい。もっとも、一番の問題は設置場所なんですけど。