「システム手帳 Plotter」 Designphil

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Plotter leather binder Puebro (narrow)

 昨年からシステム手帳を使っています1。システム手帳なのに薄くて軽く、スーツの内ポケットに収まります。一年間の使用を経て、まさに私の求めていた仕様にぴったりだったと感じています。いままで文庫手帳ほぼ日や Edit、Loft 限定3年手帳などを使っていましたが、一旦、この手帳をゴールとします。 

開いたところ

 まず前提として、基本的に個人の予定は Google Calendar と個人スマホ、会社予定は Outlook Calendar と社用スマホで管理しています。つまり、手帳の予定ページはそこまで使いません。本質的に使いやすい「ノート」を求めています。 必要なページは月間カレンダーと方眼ノートのみ。週間ページは不要です。スーツの内ポケットに入るサイズが理想です。 

 ちなみにかつて EDiT のシリーズにあった、MONTHLY PLANNER EDiT B6 slim(170×84くらい、変型サイズ)という、「見開き月間カレンダーと残り全ページ方眼ドットの白紙ページのみ」という割り切った仕様の手帳があって最高だったのですが、なくなりました。悲しい。 

無地ページ。ノートとして使用。

 上記の使い方であれば「薄さに特化したマンスリー手帳」と「方眼リングノート」の2冊持ちとして、しばらく LOFT 限定の「月間 B6スリム 3年ダイアリー」という、「3年間の月間カレンダーのみが載った手帳」を使用していました。スーツの内ポケットにぴったり入る B6 変形サイズ&カレンダーのみのためとにかく薄いと、ある種、理想的な手帳でした。ノート別持ちが苦じゃなければ、この手帳を使い続けていたと思います。ちなみにマンスリー手帳と併用していたノートは、マルマン図案シリーズのA5方眼リングノートです。方眼ノート最高。 

 ただ、手帳とノートの2冊持ちが不便な場面&ノートも内ポケットに収めて両手を空けたい場面も時々あって、新しい手帳を探していました。その使い方で見つけたシステム手帳が Plotter です。軽さと薄さに特化した knoxbrain LUFT の後継モデル。ナローサイズを購入しました。 

マンスリーカレンダー。
基本的に Google カレンダー(個人)と Outlook(社用)で予定管理しているため、手帳にはあまり書き込んでいません。

 気に入った理由は「ナローサイズ」の存在。一般的な「バイブルサイズ」から横幅を縮小した変形サイズです。スーツの内ポケットにすんなり収まります。なんども繰り返していますが、私が手帳に求める必須条件です。一方デメリットはデザインフィル社2 以外から対応リフィルが発売されていないため、汎用性に欠ける点です3。カレンダーと方眼ノートのような一般的なリフィルだけでよけばあんまり困らないんですけどね。他社のおもしろリフィルは綴じられません。 

Puebro のブラウン。1年間エイジングが進んだ様子。

 革の種類には、シボ押しの ShrinkHorse Hair、軽く起毛した Puebro、昨年秋に追加されたスムースレザー Liscio があります。前者2つは正直安っぽく、昨年の段階では Puebro 一択のチョイスでした。今なら Liscio も悪くありませんね。ワインとブルーがきれい。4 

 使用リフィルは、ダイアリーリフィル(月間ブロック)メモパッド(2mm 方眼)を使用。アクセサリーリフィルには通常のリフター×2枚クリアポケット(KNOX)を。メモパッドの前後に厚紙が入っていたのでリフターなんていらないと思っていましたが、やっぱり、必要でした。 なお、ボールペンとしてはフリクションボール4ウッド+フリクションボール038リフィルを使用しています。結局、手帳には細字の多色フリクションが便利すぎました。

クリアポケットには手帳用シールと予備の名刺を。お気に入りのシールでしたが、いまは廃盤。
PAPER CRAFT museum のカメラ柄シールをぺたり

 今後は手帳をただのマンスリーカレンダー、ただのメモノートとして使うだけでなく、バレットジャーナルのような、いままでと違う使い方を模索していきたいですね。

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  1. 当時の恋人からの誕生日プレゼント! []
  2. ブランドで言いますと Plotter と KNOX []
  3. 伊東屋でも Plotter コーナーを大きく取ってくれているのにナローサイズは取り扱っていなかったり、まあ、扱いが悪い。 []
  4. Puebro の起毛もすぐに寝てきますので、実質、スムースレザーです。 []