今年買って良かったものリスト 2025

 今年買ってよかったリスト。

Bose “Ultra Open Earbuds”

 公園で息子2歳(購入当時。今は3歳)を眺めている時間用に、イヤーカフ型のイヤホンを買いました。BGM イヤホンです。公園で息子の後ろを付いて歩く時間って楽しく幸せである一方、暇な虚無時間であるのも本音です。その虚無時間に Spotify で好きな音楽を BGM として流すだけで2、3時間でも快適に過ごせます。カナル型のインナーイヤーイヤホンと違い、子どもの声も車の音も普通に聞こえるので安全。おすすめ。あまりに快適なので、妻にも同じイヤホンの限定白色モデルを買い足しました。

 イヤーカフ型の中では価格が高い分もあり、音はしっかりしています。静かな家の中でも、充分、スピーカー代わりにも使えます。とはいえ、仕組み上、インナーイヤー型のような低音は出ない。しゃーない。

 なお、外音が聞こえるので自席での Teams 会議にもぴったり。耳だけ参加しているような会議中に隣の人から話しかけられても普通に対応できますので。ただ、PC との Bluetooth 接続がちょっと不安定という課題はあり。Bose の通信周りは信用がないので、同様のイヤーカフ型を Sony にも出して欲しい。

Blackmagic Design “DaVinci Resolve Studio” + “Speed Editor”

 Sony α7C II に主に Tamron 20-40mm F/2.8 を付けっぱなしにして息子3歳の写真を撮っていましたが、最近は彼の可愛さを動きまで収めたくて動画にチャレンジ中。動画は撮って出しとはいかず、編集ソフトに DaVinci Resolve の無料版を使い始めました。無償版でも充分な機能がある点、YouTube に解説動画が豊富な点が圧倒的に強いですね。だんだん興が乗ってくると有償版の DaVinci Resolve Studio も欲しくなり、どうせなら+1万円で専用コントローラーも付いてくる DaVinci Resolve Speed Editor を買っちゃいました。高い。

 「みてね」で共有できるように2分のショート動画にまとめるようにしていますが、2分でまとまるように素材の取捨選択とカット作業が一番大変。そのカット作業も専用コントローラーならさくさく作業できます。まあまあ効率が違うので、趣味のホームビデオでも買う価値あります。

 ただ、欠点は大きさ。ミニキーボードくらいのサイズはあるので、それなりに邪魔。DaVinci Resolve のカットページ専用ハードウェアなので、カラーページでは使えない(必要なら別の専用コントローラーを買うしかない)のは辛い。カラー編集はあんまりしませんが、カラーページでもダイアルくるくるしたくなります。当然、Lightroom Classic など、他ソフトでの活用も不可。Lightroom Classic 用に持っている behringer X-touch miniMIDI2LR 経由で操作) よりは小さい&無線接続なのはマシですが、写真と動画、ソフトごとに別のハードが必要なのはちょっと不便かも。(始めから奮発して TourBox Elite 買え、という意見もありますが、あれはあれで「左手」デバイスなので、右手にペンタブを持たない民向けでない。その意味では Speed Editor で正解なのですが。次は、広い机が欲しい。)

Blackmagic Design / BlackmagicDesign DaVinci Resolve Speed Editor DV/RES/BBPNLMLEKA(DaVinci Resolve Studio同梱)
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OWC “Express 1M2 外付けSSD ケース”

 写真や動画を撮り出しますと、ノートPC(M1 MacBook Air、256GB)の SSD 容量では足りなくなります。写真であれば NAS にデータを入れて直接編集でも追いついていましたが、DaVinci Resolve で動画編集するには、当然、読み書き速度が不足します。MacBook の SSD 増設は不可能なので、諦めて外付け SSD を購入しました。安い SSD ケースですと発熱で止まってしまいますので、妥協せずに、最も評判のいい OWC のアルミケースを購入しました。高い。読み書き3,000MB/s 前後と内臓 SSD と同等の速度で使えています。なお、ケースはやけどしそうなくらい、めちゃくちゃ熱くなります(=ちゃんと放熱できている証拠)。そりゃ、安い樹脂ケースでは熱暴走しますわ。

 OWC からは SSD 付きのモデルではなくケースのみ購入し、任意の SSD を取り付けた方が安くつきます。なお、SSD 自体は何がよいか分からず、無難な Crucial P310 2TB を買いました。が、Crucial が消えました。

Sirui “AURORA 85mm F1.4”

 せっかく m4/3 からフルサイズに乗り換えた以上、フルサイズでしか撮れない、ふわっふわの薄いピントの息子が撮りたい。そんなロマンのために買いました。動き回る息子を中望遠で撮れるか心配でしたが、Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 を公園で使ってみると、案外、長めの焦点距離でも問題なく撮れるので購入を決断。

 85mm 帯の単焦点レンズは競合が多く、予算的に GM レンズは無理としても、売れ筋人気モデルに Sigma 85mm F1.4、F1.8 まで 2/3 段だけ妥協するなら SONY 純正 85mm F1.8 も安いし、あと SAMYANG 85mm F1.8 がめちゃくちゃ軽い。選択肢が多くて悩みます。並んだ末に F1.4 の “浪漫” を採りました。その中で Sigma より少し軽くて、フィルター径が 67mm と Tamron と使い回しが利くので Sirui に。(実用性を取るなら 2/3 段妥協するだけで重さが半分になる F1.8 を選ぶべきだったか。)

 m4/3 で愛用していた 45mm F1.8 も充分ふわふわでしたが、フルサイズの 85mm F1.4 はピントの浅さが全然違う。ほんと、片目にしかピントが合わない。息子と妻が並ぶと開放ではどちらかが完全にボケる。すごい。残念ながら、ほぼ家族写真しか撮っていないので載せられる写真はありません。

 子どものポートレート写真用に買ったレンズですが、ちょっと意外だったのは動画にも使いやすかったこと。ステッピングモーターなので、それほどピントが早くないものの3歳児を撮るには充分。音も静かです。なにより、被写体以外が “ボケすぎて” 写真だと違和感があるような距離でも、動画だと違和感ないんですね。知らなかった。レンズにしてはリーズナブルも、趣味の品として決して安くありませんが、上述の DaVinci Resolve で動画編集して、成果物で妻を納得させましょう。モデルの可愛さが全てです。

Sharp “ヘルシオ グリエ”

 生活家電。新しいトースターを買い換えました。過熱水蒸気で焼く、ヘルシオトースターの型落ちモデル。食パン・トースターがおいしく焼けます。それ以上に、お惣菜のコロッケや牡蠣フライやポテトがおいしくリベイクできます。ほとんど揚げたてやん、ってびっくりしちゃう。すごい。息子も ŧ‹”(o’ч’o)ŧ‹” 食べる。なお、揚げ物の再加熱は揚げたてに戻りますが、ノンフライヤーとしてはそれなり止まり。やっぱり、油で揚げたものには敵いません。次は電子レンジもヘルシオにしたくなります。高いけど。

 改めて、生活の中心が息子でした。

「SONY WF-1000XM3」完全ワイヤレス “ノイズキャンセリング” イヤホン

買っちゃった。IYH!!!!

 完全ワイヤレスイヤホン SONY WF-X1000M3 を買いました。発表の瞬間から「これだ!」って決めて、即予約しちゃってました。IYH!!!!

購入の経緯と、いままでの遍歴

 購入の背景。ずっと Bose QuietControl 30 (QC30) を愛用していましたが、ゴムがダメになり、買い換えを検討していたところでした。ワイヤレスは絶対条件。ワイヤレスの快適さを味わいますと、もう有線には戻れません。また、電車通勤なのでノイズキャンセリングは必須。できたら流行りの完全ワイヤレスが希望ですが、完全ワイヤレス+ノイズキャンセリングのイヤホンって市場に全然ないんですよね。そもそも、ワイヤレス+ノイズキャンセリングの市場が狭すぎる。2012年にワイヤレスヘッドホン+ノイズキャンセリング DENON AH-NCW500 に飛びついて、でもヘッドホンじゃ眼鏡の弦が痛いのと蒸れるのに困ってて、ワイヤレスイヤホン+ノイズキャンセリングの audio-technica ATH-BT08NC を発売日に買って、よりノイキャンの強そうな Bose QC30 が出たら、こちらも発売と同時に買って。ほんとは前機種の SONY WF-X1000 にも注目していましたが、あまりの評判の悪さに手出しを控えていたところ、今回の新商品発売でした。そりゃ、発売日に勢いで買うべきでしょ?

開封の儀~外観レビュー

開封の儀

 開封の儀。箱自体にペアリング方法が印字されていて、取扱説明書を読まずに簡単にペアリングできます。スマホとの接続も一瞬。便利。

ケースの蓋を開けたとこ。充電中は LED が赤く光ります

 ケースはこんな感じ。イヤホン本体とケースがマグネットで吸い付くようにはまります。蓋もマグネットかな、かちっと閉まります。コンパクトに収まっていて嬉しい。

スマホと接続したところ。スマホは SH-M09

 ケースから取り出したとこ。イヤーピースはトリプルコンフォートイヤーピースに交換しました。一般的なシリコン系とウレタンフォーム系の合の子のような、独特のイヤーピース。付け心地が非常に快適。遮音性も充分。

 (追記)長時間使っていても、耳が痛くなりませんね。さすが、コンフォートを名乗るだけあります。一方、密閉性・遮音性がある分、自分の足音や生体音は多少気になります。同じカナル型でも QC30 が低気密だったから、多少、強く感じちゃうんでしょう。もっとも、Shure の弾丸や、ER-4S の三連キノコほどではありません。

LED が青く光っているところ

 カラーリングは「ブラック」と「プラチナシルバー」の2色。つまり、黒とシルバーと思うでしょ? 違います。実際はライトウォームグレー。ベージュがかった灰色です。金属部分のゴールドに近い色味。シルバーよりゴールドを名乗るべきですね、シャンパンゴールドとか。暖色系なので肌なじみはいい。箱の内側に色票が印刷されていましたので、一緒に並べてみました。色味の参考にどうぞ。

音質と傾向

 肝心の音の話です。福耳の「惑星タイマー」と「DANCE BABY DANCE」を聴きます。福耳の曲って、男性ボーカルと女性ボーカルの両方が一度に聴けるし、楽器やコーラスが非常に分厚い。なにより声の癖に幅がありすぎてちょうどいいんですよね。あと、定位も見やすい。うん、聞き慣れた SONY の音だ。MDR-EX90SL を初めて買った感動を思い出します。素直にいい音。低音に厚みがあります。高音部のしゃりつきは、しばらくしたら落ち着くかな? 耳が慣れるかも。ノイキャンの効きは、あした電車で試してみます。

 (追記)持ち出して、外でも聴いてみました。静かな部屋の中で聴くにはバランス型で聞きやすい音ですが、屋外(特に電車内)で使用するなら、BOSE QC30 みたいにぐっと低音に寄せてる方が快適かも。イコライザで調整しましょ。

 (さらに追記)エイジングが進んできたのか、耳が慣れてきたのか1、低音が出てきました。ぶりぶりと、しっかりした低音です。モニタリング向きのフラットではなく、SONY らしい “楽しい” ドンシャリ傾向。ワイヤレス&ノイキャンだけあって、外での利用を前提にチューニングしてあるのでしょう。好みです。

アプリ設定画面。ノイキャンON/OFFや外音取り入れを切り替え。

ノイキャン性能

 電車でノイキャンチェックします。ノイキャン ON/OFF の差は明確。電車音を大幅にマスクしてくれています。ただ、さすがに高音部は BOSE QC30 ほどは効かない? むしろ QC30 より低音ノイズが消えている分、ノイキャン特有の “消えなかったノイズ” が目立っているのかも。なお、ノイキャン ON/OFF 前後での音質の変化や、“ノイキャンが原因の” サーっというノイズの発生はありません。このあたり、さすが SONY。

 ちなみに外音コントロールは、「ノイキャンON」「外音取り入れ」「OFF」の3種類。歩きながら音楽を聴くなら、外音取り入れが便利かもね。いまのとこ、ノイキャンしか使いません。

関連リンクと製品仕様

 仕様詳細や開発者インタビューが書かれています。一番気になったのは「新開発の Bluetooth チップセットで左右同時伝送」という点。左右同時転送と言えば Qualcomm QCC3020 の TWS Plus が有名ですが、本体側(スマホ側)に Snapdragon 845 を積んでいるなど、条件が厳しいんですよねー。そこがクリアされているみたい。無条件に買いです。

 (追記)WF-1000XM3 は aptX に対応していないからダメ、というコメントがネット上に散見されます。ただ、aptX はレイテンシ重視の ADPCM 圧縮であって、聴覚心理モデル圧縮の SBC や AAC に比べ音質面のアドバンテージはありません。そもそも、aptX デコーダは Qualcomm のチップ以外に提供されていませんし。なお、本機の Bluetooth チップは Mediatek の子会社である Airoha TechnologyAB1526P がベースの模様。左右同時転送も MCSync の採用でしょう。ソースは Bluetooth SIG

まとめ

 色々書きましたが、WF-X1000M3 の本質は “高級イヤホン” ではなく “最新ガジェット” です。確かにいい音です。イヤホンとしても一級です。それ以上に、完全ワイヤレスとしての使い勝手、ノイズキャンセリングや外音取り入れのギミック。そういう、ガジェットとしての出来が頭1つ飛び抜けています。“こういうオーディオが欲しかったんでしょ” ではなく、“こういうアイテムが欲しかったんでしょ” と見透かれている感じ。SONY らしい製品です。ほんと、いい買い物ができました。

 なお、一点だけ危惧しているのは、ぽろっと片耳だけ神隠しに遭わないか。
 なくさないように、大切に使わなきゃ。

Amazon リンク

 世間的にはブラックが売れている模様。確かに格好いいもんね。